基礎看護学領域では、主に看護技術の効果についての検証・開発、継続教育・卒後教育、看護管理、患者教育、患者のQOLに関するテーマについて、研究に取り組んでいます。
心不全患者の在宅療養継続のための看護師連携ツールの開発研究―病棟,外来,訪問看護,および介護保険施設看護師間で必要な情報共有シートの作成―(公益財団法人循環器病研究振興財団 循環器疾患看護研究助成 代表:2019)
当学科は恒温恒湿室を有しており、本領域ではこの環境と生理機能測定機器を用いて実験・実証的研究も行っております。
Yさん:現在、病院に勤めており、現職による業務調整を行いながら履修を進めるため長期履修制度を活用しています。研究テーマは、自身の役割から副看護師長の育成について取り組んでいます。単位取得の履修により新たなことを学ぶことは新鮮です。研究は自身で組み立てていく過程を学びながら、難しさを感じておりますが、論理的な思考と説明の重要性を改めて感じているところです。現場に活かせる研究となるよう、さらに深めていきたいと思います。
Fさん:修士課程1年目です。私は研究を学びたく進学しました。
研究内容は卒後2年目看護師の実践能力に関する研究です。研究は指導教員より、より良い方向へと導いて頂きながら進めることができています。修士課程では、科目によっては他学科の方とも学ぶ機会があり、職業や年齢が異なる中で良い刺激を受けています。同じ校舎にいる学部生さん達も元気に挨拶してくれて、若い人に元気をわけてもらいながら学んでます。
看護研究、フィジカルアセスメント などにおいて、当領域の教員が講師を務めております。
(福岡県立朝倉高校、長崎県立長崎北高校、佐賀県立白石高校、佐賀県立小城高校、佐賀学園成頴高等部 など)